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書道教室お稽古日 子ども

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暑かった夏をやり過ごして、気づくと今年もあと3か月になってしまいましたね!
いつもなから早いものです。
さて、書道の世界では12月が書き初めという1年で1番重い行事になりますので、今月と来月の2か月で今の学年の漢字の決まりなどを見直し、マスターしておきたい季節です。
そして書き初めに向かって、せっかく夏にJAの書道で感覚を養ったのですから、学校の書写の前にでもぜひ書道もやりましょう。
この季節は1日くらい筆を洗わなくても固まりませんから、次の日を恐れず!持ってきてくださいね。

さて、書道が「道」と言われる由縁ですが、
技術の本当の習得のためには、我を手放して、自分を解放する必要があります。
どんな小さなことでも、身につけるという行為は、今の自分を超える作業だからです。
脳は今の知識や感情をマックスとして、自我を生きています。
そこを超える行為を体験すること、常に更新し続けることに「恐れを感じない」「きっとできる」と、小さい時に「体験」しておくことが、後の人生を大きく変えていくのです。

私の禅教育普及会での禅を使った企業セミナーやコーチングではこれを大人にトレーニングしていきます。
自己更新のハードルが高い人は本当に気の毒です。
成長したくても、努力に苦痛が伴ってしまうのです。
原因の多くが自己肯定感の欠如です。そしてその原因は学校教育と家庭に多く存在します。

自分への信頼を可能ならしめるのは、母親とその他の大人ひとりであるということは何度かお伝えしてきました。
ここ禅書道に来ているお子さんは皆さん素晴らしいお子さんばかりです。
お母さまがたが素晴らしい接し方をなさっていらっしゃるのだと思います。
ただひとつだけ申し上げると、時々ほめればよいと思って、「きっとできる、信じている」とやみくもに励ます方がいますが、
その言葉自体は素晴らしいのですが、
占い師のように、根拠なく未来をお告げのように言うのは止めましょう!

未来の結果は未来にあるのではなく、今の状態が生む。
この大事なことを忘れている人がほとんどのようです。
ほめる時は必ず事実に基づき、根拠を示して、未来を予言するのではなく、
必ず「違いをほめる」ことをお忘れなく。
そのためにはかなり丁寧にお子さんを見ていないとできないことなのですが、これが肯定感を伸ばす方法です。

そしてさらに子どもに必要なのは、親以外の信頼できるあたたかい大人がいるかどうか、でしたよね。
親子は近すぎるので、他人だけれど心から信じられる大人に出会えるかどうかが、子どもの成長にとって大きな要因であることは、海外の研究でもかなり常識となっています。
少なくとも私が皆さんのお子さんに接しているうちは、全力でこの役目をお引き受けすると約束します。
たまたまここでは書という手段ですが、その手段を通じて、結果を出すとはどういう心のプロセスを踏むものなのかを知ってほしいと願い、伴走していくつもりです。

さあ、これから運動会も来ますね。勝ち負けをどう考えるかなどは子育て教育の絶好の機会でもありますので、子育ての醍醐味を楽しんでくださいね~~
では、今月もどうぞよろしくお願いいたします()

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