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12月12日(日)仏教講座『六祖壇経』 午後2時から3時半 

いよいよ最後の章、第十一章「教示十僧伝法門」に入ります。

ここでは六祖が10人の弟子に伝法するのですが、その際に、

「私の死後、それぞれの場所で師になる君たちが教えを説く時に、宗旨の要を失わないために必要なことを授けよう。」

といって、『三科の法門』と『三十六対』の運用について説明します。

これは非常にすぐれたものの捉え方で、相対を使って相対性を除いてゆく方法です。

「もしこれらを運用できたならば、

すべての経典の教えの全部を通貫することができる。

人と対話するとき、外的には形の上に立ちながら形に執われないし、

内的には空の立場にありながら空に執われない。」

と言われて、「明暗」の相対の扱いについて例を挙げます。

「もし人が『何を暗と呼ぶのか』と尋ねたら、

『明が因であり、暗は縁である。明が沈むと暗である』と。

明で暗をあらわし、暗で明をあらわし、もち出すものととり去るものとが相互に条件となって、

中正の道理の意味が完成するのである。」

と説かれ、これが禅の師として要であると説くのです。

今回は私たちの人生に大きく関わるものの見方について一緒に学びましょう。

<場所>:東京日暮里 擇木道場 ZOOMも同時に行います。

<申し込み>:良い季節になりました。一緒にじっくり学びましょう

         zen@gyokukei.jp にメールしてください。追って振り込み方法やテキスト、URLなどを送ります。

尚、12月9日木曜日夜8時から、12日日曜日昼まで、さいたま禅会の摂心会を擇木道場で開催しております。

17日昼に円了した後、午後2時からハイブリッドで仏教講座を開催します。

摂心会の参加ご希望の方も、同じメルアドにお問い合わせください。

お待ちしています!

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